ーー奈良市海外派遣に参加してーー
奈良市では姉妹都市交流事業として、2000.8.20〜8.27の約1週間、中国の西安市に12人の小学校・中学校の生徒が派遣されました。二名中学校からは、曽宮映都さんと野田真理子の二人が派遣された。団長は同校の比嘉 昇校長でした。
(真理子の感想)
頭をよぎる数々の思い出ー私の心に大きく刻み込まれている。
中華人民共和国。ここは私にとって忘れられない国になった。
◆その一番の理由は、もちろん『ホストファミリー』の存在である。あの二日間は私にとって貴重な48時間であった。 たとえ言葉が通じなくとも、心と心が伝わり合えば何とかなることを実感した。<李雪>の目には涙があった。私はこの時、もう一度中国に行くことを決心した。
◆次の理由は素晴らしい歴史と観光地があることだ。その中でも私は「万里の長城」の印象が強い。なんといっても景色がきれいだ。ここは写真の宝庫だった。自分の足で歩いて一枚の素晴らしい写真が撮れるのだから。このような中国の世界遺産や古くからの建物を大切にして欲しいし、していきたいと思う。
◆3つ目は食物(料理)の素朴さにひかれた。特に、リンゴや桃など果物がとてもおいしい。現地の人によると、変に農薬を使っていないのでそのままの味が出るということであった。ホームステイ先でも桃やリンゴを皮をむかずに丸ごと食べていた。素晴らしい自然の力だなぁ。
交流会ではたくさん友人が出来た。この交流会をきっかけにして、日中のきずなが深まってくれたらナと思う。私は大切な友達がアジアにできて、この旅はすごくよい体験となりました。